更新:2025年11月6日
コイル式電磁石装置(※イメージ)
大手食品工場において、流量制御バルブ内のプレートへのカルシウムスケール固着が深刻な課題となっていました。
スケール固着により、約4ヵ月ごとにバルブ内プレートの分解清掃を実施する必要があり、
一回の清掃につき約36時間という長時間の作業停止を余儀なくされていました。
当初、コイル式電磁石装置を導入されましたが、カルシウムスケール固着の防止効果を得ることはできませんでした。
その解決策として、カルシウム固着防止装置「ノンスケーラー」を既設のコイル式電磁石装置はそのままに、追加で設置しました。
ノンスケーラー設置後は4ヵ月が経過しても、流量・温度ともに低下の問題は発生せず、バルブの分解清掃は不要となりました。
現在のメンテナンスは、約4ヵ月ごとにゴムハンマーでバルブ外側から振動を与えるだけで問題は解消しているため、作業時間の大幅な削減と生産性の向上に貢献しております。
ノンスケーラー設置後のバルブの状態
カルシウムが軟らかくなり清掃が容易に
コイル式電磁石装置では、スケール固着の問題を解決できないため、ご不満を抱えている工場関係者の皆様に、カルシウムスケール固着防止装置「ノンスケーラー」の導入をお勧めいたします。 貴社のメンテナンスコスト削減と安定操業の実現に向けて、ぜひ一度ご検討ください。