出典:空調タイムス(2026年1月27日 第3090号 P.22)
2026年1月27日「空調タイムス」第3090号にて、空調機器の展示会「HVAC&R JAPAN」(ヒーバックアンドアールジャパン)に、NMRパイプテクター®を出展して、
製品解説をした記事が掲載されました。
以下、本紙掲載の記事の要約です。
日本システム企画が提供する赤錆防止・配管更生技術「NMRパイプテクター®」(以下パイプテクター®)は、国内の既存建築ストック市場において、
着実に存在感を高めています。
近年、建設・設備工事は売り手市場の様相を強め、元請各社は限られた人的資源を高収益案件へ集中させる傾向を強めています。
一方で、配管更新にかかる多額の費用を負担できない建物オーナーは、老朽配管を抱えたまま改修を断念し、
事業継続を諦めざるを得ないケースも徐々に増え始めています。
こうした環境変化のなかで、建設・設備元請の立場や事情に配慮しながらも、効率的な人材配置を実現できる技術として、
日本システム企画およびパイプテクター®への関心が高まりつつあります。
「NMRパイプテクター®」
赤錆を体積1/10の黒錆に還元する装置
セントラル空調から個別分散方式へ
また、配管更新費用を捻出できないオーナーが、セントラル空調から個別分散方式へ切り替える動きが進み始めていることは、
セントラル式機器メーカーにとっても看過できない状況です。
更新・改修需要の減少は、ターボ冷凍機、吸収式冷凍機、チラー、ボイラー、AHU、FCU、冷却塔などを扱うメーカー各社の事業基盤を揺るがしかねません。
日本システム企画は、こうした業界全体の課題を新たな機会と捉えています。
建設・設備元請にとっては「顧客との関係を損なわずに人材の選択と集中を進められる技術」、
セントラル式機器メーカーにとっては「個別分散化による市場縮小を食い止めるための選択肢」として、パイプテクター®が貢献できると考えています。
その姿勢を明確に示す場として、日本システム企画は初めて「HVAC&R JAPAN」への出展を決定しました。
同社がパイプテクター®による配管の赤錆防止・更生技術を提供し始めたのは1996年です。
集合住宅を中心に導入が進み、現在までの累計導入実績は4,400件を超えています。
その間、類似技術や製品が数多く登場しては姿を消していきましたが、本技術は市場の淘汰を経て、今日まで生き残ってきました。
30年近くにわたり事業が継続してきた事実は、日本システム企画という企業、
そしてパイプテクター®という技術の信頼性を裏付けるものと言えるでしょう。
HVAC&R JAPAN(ヒーバックアンドアールジャパン)
一方で、非住宅建築分野における配管更生の普及が限定的だった理由は、皮肉にも「技術の完成度の高さ」にあります。
パイプテクター®は、建設・設備元請にとって、高額な配管更新工事の機会を減らしかねない存在であったため、これまで積極的に採用されにくい側面がありました。
しかし現在は、人手不足の深刻化と建設業界の構造変化により、状況が大きく変わりつつあります。
限られた人材を新築や高付加価値案件に集中させたいという現実的な判断から、本技術を受け入れる動きが加速する可能性は高まっています。
少子高齢化や建設業への入職者減少といった環境要因が当面続くことを考えれば、業界は今、選択を迫られています。
高額な配管更新に固執し需要そのものを失うのか、それとも配管更生はパイプテクター®で合理的に行い、浮いた予算を更新や設備投資に振り向ける新たなスキームを業界全体で定着させるのか。
日本システム企画は、その後者を現実的な解として提示していきます。