導入実績効果検証 2ヶ月後
聖イグナチオ教会の外観
聖イグナチオ教会、またはカトリック麹町教会は上智大学に隣接され、戦前から存在する歴史ある教会です。
築19年となる4年前に空調冷温水配管内の赤錆劣化が進んでいることから、配管内の赤錆防止延命装置「NMRパイプテクター」による防錆効果の検証を行いました。
NMRパイプテクター設置前に循環している空調冷温水を採水したところ、水の色は茶褐色に着色しており、水質検査では240mg/lの水中の全鉄値が検出され、配管内の赤錆腐食が大変進行していることがわかりました。
そこでNMRパイプテクター設置し2週間後に採水検査を行うと、水の色はほぼ透明となり水中の赤錆による全鉄値は2.7mg/lと大幅に減少しておりました。
赤錆の進行が停止したと同時に、冷温水配管内の赤錆の表面部・水中の赤錆が水に溶けない不動態の黒錆に変化したことで、NMRパイプテクターの冷温水配管内での赤錆防止効果による検証結果を得られました。
この結果は、2018年7月18日に発行された「空調タイムス」第2737号に聖イグナチオ教会でのNMRパイプテクターの防錆効果を検証した取材記事として紹介されました。
記事中で聖イグナチオ教会の大塚裕章氏は「信徒会館に長年通い続けているシスターから『最近、空調の効きが良い』と言っていただけたのが嬉しい」とお話されています。
NMRパイプテクターの設置箇所
所在地 | 東京都千代田区 |
---|---|
建物概要 | 築19年、4階建 |
NMRパイプテクター設置日 | 平成30年5月14日 |
NMRパイプテクター設置配管/設置数 | 冷温水ヘッダー(還)一次側冷温水配管(SGP管 200A)/PT-200DS×1台 |
聖イグナチオ教会職員の方の立会いの元で循環している空調冷温水配管内の水を採水し、立会者の検印をした採水ボトルを公的検査機関(公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター)に送り、水中に含まれる赤錆による鉄分値を計測し、その減少でNMRパイプテクター®の赤錆・漏水防止効果を検証しました。
設置前の採水ボトル
設置2ヶ月後の採水ボトル
設置前の採水ボトル
設置2ヶ月後の採水ボトル
設置前の採水による効果検証では水の色は茶褐色に着色しており、公的外部機関による水質検査結果から240mg/lの全鉄値が検出される状態でした。そこから設置2週間後に同条件の採水を行ったところ水中の全鉄値も2.7mg/l未満となり、水の色も透明に変化し配管内の赤錆が水に溶けていない良好な状態であることが確認できました。
また、設置4週間後に同条件の効果検証を行ったところ、水中の全鉄値も2.6mg/lと良好な状態を維持しており、さらに設置2ヶ月後に同条件の効果検証では、水の色は完全に透明で水中の全鉄値は0.5mg/lと殆ど鉄が溶けていない状態まで減少していることが確認されました。
以上の効果検証結果から、新規赤錆を完全に防止・既存の赤錆を水に不溶性の黒錆に変えたことでNMRパイプテクター®の赤錆防止効果が立証されました。
NMRパイプテクター 設置前 |
2週間後 | 4週間後 | 2ヶ月後 | |
---|---|---|---|---|
検体写真と 全鉄値(mg/l) |
![]() 240 |
![]() 2.7 |
![]() 2.6 |
![]() 0.5 |
設置前
設置2週間後
設置4週間後
設置2ヶ月後
※外部検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター
設置前
設置2週間後
設置4週間後
設置2ヶ月後
※外部検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター