導入実績効果検証 3年
建物外観
本物件は給水配管の継手部における赤錆腐食が進んでいたため、築25年の時に配管更生装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
設置前に建物内の給水蛇口に白色フィルターを取り付けて14日間通水したところ、フィルターは給水配管内に発生した赤錆により薄茶色に着色し、捕捉鉄分値は4.8mg/lと配管内の赤錆腐食がかなり進行していることが判明しました。
設置1ヶ月後に設置前と同一箇所・条件で白色フィルターを取り付けたところ、捕捉鉄分値は2.0mg/lと1/2以下に減少しました。また、設置3年後の追跡調査では鉄分値は0.22mg/lまで減少し、フィルターの着色もなくなりました。 この結果、給水配管内の赤錆は完全に防止され、水に溶ける赤錆が不溶性で体積が1/10の固い黒錆に変化し、給水配管が建物寿命まで使用できることが立証されました。
所在地 | 北海道市札幌市 |
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建物概要 | 築25年、5階建50戸、マンション |
給水方式 | ポンプ圧送方式 |
設置日 | 2014年3月 |
設置配管/設置数 | 給水ポンプ二次側給水配管(PE管 65mm)/PT-75DS×1台 |
白色の「フィルター」を一定期間蛇口に装着し、捕捉物を水に溶かして水中の鉄分値を計測し効果を測定します。
設置前 | 設置1ヶ月後 | 設置3年後 | |
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白色フィルター写真と 捕捉鉄分値(mg/l) |
4.8 |
2.0 |
0.22 |
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター