導入実績効果検証 4週間
某ホテル#Tの建物外観
某ホテル#Tは築29年の時に、亜鉛めっき鋼管(SGP)製の空調用冷温水配管内の赤錆劣化が非常に進んでいて継手部で漏水も発生していました。
そのため、赤錆防止配管延命装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
NMRパイプテクター設置前に配管内を循環している空調冷温水を採水したところ、水の色は配管内の赤錆により茶褐色に濁っており、水中の全鉄値は29mg/lと配管内の赤錆腐食は非常に進行している事が判明しました。
NMRパイプテクター設置2週間後の同一条件での採水では水の色は透明で、その水中の全鉄値も0.2mg/lと大幅に減少しました。
また、設置4週間後の同一条件での採水でも水中の全鉄値は0.2mg/lと赤錆劣化は完全に防止され、配管内の赤錆は水に溶けない体積10分の1の黒錆へ変化していることが立証されました。
ホテル#TではこのままNMRパイプテクターの使用を続ければ、空調冷温水配管内の赤錆は全て黒錆に変化し、費用は配管取替工事の1/5以下で配管は建物寿命まで延命できることが検証されました。当然、漏水は以後完全に防止されました。
某ホテル#TでのNMRパイプテクター設置の様子
ホテル所在地 | 北海道 |
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ホテル建物概要 | 築29年、11階建、306室 |
NMRパイプテクター設置日 | 2016年2月10日 |
設置空調配管/設置数 | 空調冷温水還主管(SGP管 200mm)/PT-200DSx1台 |
循環している空調冷温水配管内の水を「採水」し、水中に含まれる赤錆による鉄分値を計測して、その減少で防錆効果を検証します。
設置前 2015年9月28日 |
2週間後 2016年2月23日 |
4週間後 2016年3月10日 |
日本冷凍空調工業会による冷凍空調機器用水質基準値 | |
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採水サンプル | ||||
全鉄値(mg/l) | 29 | 0.2 | 0.2 | 1.0 |
※循環している冷温水250ccを採水して検査
外部検査機関による分析証明書
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター