導入実績効果検証 4週間
ホテルサーブ渋谷の建物外観
ホテルサーブ渋谷は築25年の時に亜鉛めっき鋼管(SGP)製の空調冷温水配管内の赤錆劣化が進んで、継手部からの漏水も心配されたことから、赤錆防止配管延命装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
NMRパイプテクター設置前に空調冷温水配管内の水を採水したところ、水の色は薄茶色に着色しており、水中の全鉄値は5.8mg/lと配管内の赤錆腐食は大変進行している事が判明しました。
NMRパイプテクター設置2週間後、空調冷温水配管内の水中の全鉄値は0.6mg/lと大幅に減少しました。
NMRパイプテクター設置4週間後の採水で水の色はほぼ透明になり、水中の全鉄値は0.5mg/lとさらに減少し、空調冷温水配管内では新規の赤錆が完全に防止され、既存の赤錆は不動態の黒錆に変化したことが立証されました。
今後、ホテルサーブ渋谷で外部腐食を防止することでNMRパイプテクターの使用を続ければ、空調冷温水配管内の赤錆は全て黒錆に変化し、この空調冷温水配管は建物寿命まで延命できることが検証されました。当然、漏水は以後完全に防止されました。
ホテルサーブ渋谷でのNMRパイプテクター設置の様子
ホテル所在地 | 東京都 |
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ホテル建物概要 | 築25年、11階建、133室 |
NMRパイプテクター設置日 | 2018年5月21日 |
設置空調配管/設置数 | 空調冷温水発生機二次側冷温水往主管(SGP管 100mm)/PT-100DS×1台 |
循環している空調冷温水配管内の水を「採水」し、水中に含まれる赤錆による鉄分値を計測してその減少で防錆効果を検証しました。
設置前 2018年5月21日 |
2週間後 2018年6月4日 |
4週間後 2018年6月18日 |
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採水サンプル | |||
全鉄値(mg/l) | 5.8 | 0.6 | 0.5 |
※循環している冷温水250ccを採水して検査
外部検査機関による分析証明書
設置前
2週間後
4週間後
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター