導入実績効果検証 4週間
某ホテル#Oの建物外観
某ホテル#Oは築42年の時に、亜鉛めっき鋼管(SGP)製の空調用冷温水配管内の赤錆劣化が非常に進んでいて継手部で漏水も発生していました。
そのため、赤錆防止配管延命装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
NMRパイプテクター設置前に配管内を循環している空調冷温水を採水したところ、水の色は配管内の赤錆により茶褐色に濁っており、水中の全鉄値は21mg/lと配管内の赤錆腐食は非常に進行している事が判明しました。
NMRパイプテクター設置2週間後の採水で、水中の全鉄値は0.2mg/lと大幅に減少しました。
設置4週間後の採水でも水の色は透明で、水中の全鉄値は0.4mg/lと赤錆は完全に防止され、黒錆に変わったことを立証しました。
ホテル#OではこのままNMRパイプテクターの使用を続ければ、空調冷温水配管内の赤錆は全て黒錆に変化し、費用は配管取替工事の1/5以下で配管は建物寿命まで延命できることが検証されました。当然、漏水は以後完全に防止されました。
某ホテル#OのNMRパイプテクター設置の様子
ホテル所在地 | 東京都 |
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ホテル建物概要 | 築42年、地上40階地下1階建 |
NMRパイプテクター設置日 | 2017年3月 |
設置空調配管/設置数 |
低層客室空調冷温水ポンプ二次側冷温水往管(SGP管 100mm)/PT-100DS×1台 他低層客室系統/PT-125DS×1台、PT-200DS×1台 高層客室空調冷温水ポンプ二次側冷温水往管(SGP管 100mm)/PT-100DS×1台 他高層客室系統/PT-125DS×1台、PT-200DS×1台 |
循環している空調冷温水配管内の水を「採水」し、水中に含まれる赤錆による鉄分値を計測して、その減少で防錆効果を検証します。
設置前 | 2週間後 | 4週間後 | |
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採水サンプル | |||
全鉄値(mg/l) | 21 | 0.2 | 0.4 |
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター