導入実績効果検証 1ヶ月
某ホテル#Kの建物外観
某ホテル#Kは築29年の時に、亜鉛めっき鋼管(SGP)製の空調用冷温水配管内の赤錆劣化が非常に進んでいて継手部で漏水も発生していました。
そのため、赤錆防止配管延命装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
NMRパイプテクター設置前に配管内を循環している空調冷温水を採水したところ、水の色は配管内の赤錆により茶褐色に濁っており、水中の全鉄値は24mg/lと配管内の赤錆腐食は非常に進行している事が判明しました。
NMRパイプテクター設置1ヶ月後の採水では水の色はほぼ透明となり、水中の全鉄値も0.3mg/lと大幅に減少しました。
このことで、赤錆は完全に防止され、黒錆に変化したことが立証されました。
ホテル#KではこのままNMRパイプテクターの使用を続ければ、空調冷温水配管内の赤錆は全て黒錆に変化し、費用は配管取替工事の1/5以下で配管は建物寿命まで延命できることが検証されました。当然、漏水は以後完全に防止されました。
某ホテル#KのNMRパイプテクター設置の様子
ホテル所在地 | 山梨県 |
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ホテル建物概要 | 築29年、9階建、106室 |
NMRパイプテクター設置日 | 2013年5月 |
設置空調配管/設置数 | 空調冷温水ヘッダー二次側冷温水往管(SGP管 125mm)/PT-125DS×1台 |
循環している空調冷温水配管内の水を「採水」し、水中に含まれる赤錆による鉄分値を計測して、その減少で防錆効果を検証します。
設置前 | 1ヶ月後 | |
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採水サンプル | ||
全鉄値(mg/l) | 24 | 0.3 |
※検査機関:公益財団法人 東京都環境公社