導入実績効果検証 4週間
某ホテル#Bの建物外観
某ホテル#Bは築17年の時に亜鉛めっき鋼管(SGP)製の空調温水配管内の赤錆劣化が進んで継手部からの漏水も心配された事から、赤錆防止配管延命装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
NMRパイプテクター設置前にホテルの配管内を循環している空調温水を採水したところ水中の全鉄値は120mg/lと配管内の赤錆腐食が大変進行していることが判明しました。
設置2週間後の空調温水の採水では水中の全鉄値は0.4mg/lと大幅に減少しました。
設置4週間後の空調温水の採水では水の色は透明で、水中の全鉄値は0.3mg/lとさらに減少し、赤錆は完全に防止され黒錆に変化したことが立証されました。
ホテル#BではこのままNMRパイプテクターの使用を続ければ、空調温水配管内の赤錆は全て黒錆に変化し、費用は配管取替工事の1/5以下で配管は建物寿命まで延命できることが検証されました。当然、漏水は以後完全に防止されることになりました。
某ホテル#BでのNMRパイプテクター設置の様子
ホテル所在地 | 北海道 |
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ホテル建物概要 | 築17年、4階建、107室 |
NMRパイプテクター設置日 | 2020年11月 |
設置空調配管/設置数 | 温水発生機二次側空調温水往管(SGP管 100mm)/PT-100DS×1台 |
循環している空調温水配管内の水を「採水」し、水中に含まれる鉄分値が減少することを計測して効果を検証しました。
設置前 | 2週間後 | 4週間後 | |
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採水サンプル | ![]() |
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全鉄値(mg/l) | 120 | 0.4 | 0.3 |
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター