導入実績効果検証 5週間
病院建物外観
本病院は築20年の時に給水配管の赤錆腐食がかなり進んでいたので将来の漏水防止のため、赤錆防止装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
NMRパイプテクター設置前に建物内の給水蛇口に白色フィルターを取り付けて7日間通水したところフィルターは赤褐色に着色し、捕捉の赤錆による鉄分値は2.5mg/lと配管内の赤錆腐食が大変進行している事が判明しました。
「NMRパイプテクター」設置2週間後に、設置前と同一箇所・条件で白色フィルターを給水蛇口に取り付けた所、フィルターの着色は無くなり、捕捉鉄分値は0.3mg/l未満と大幅に減少しました。 また、設置5週間後の捕捉鉄分値は0.3mg/l未満と完全に赤錆が防止され、給水管内の赤錆が体積1/10の不動態の黒錆へ変化している事が立証されました。 この結果「NMRパイプテクター」を使用し続けることにより、赤錆は100%黒錆化され、給水管内は赤錆劣化が起きない配管になるため、外部腐食を防げばこの配管は建物寿命まで延命できることになります。
NMRパイプテクター設置の様子
病院所在地 | 神奈川県横須賀市 |
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病院建物概要 | 築20年、5階建 |
給水方式 | ポンプ圧送方式 |
NMRパイプテクター設置日 | 2011年1月 |
NMRパイプテクター設置配管/設置数 | 給水ポンプ一次側給水配管(VLP管 200mm)/PT-200DS×1台 |
白色の「フィルター」を一定期間給水蛇口に装着し、捕捉した赤錆(鉄分値)を計測し、その減少で防錆効果を検証しました。
設置前 | 設置2週間後 | 設置3週間後 | 設置5週間後 | |
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白色フィルター写真と 捕捉鉄分値(mg/l) |
2.5 |
0.3未満 |
0.3未満 |
0.3未満 |
※白色フィルターに7日間同水量を通水し、捕捉された鉄分を測定
※検査機関:社団法人東京都食品衛生協会 東京食品技術研究所