導入実績効果検証 5週間
病院#Uの建物外観
病院#Uは、築20年の時に亜鉛めっき鋼管(SGP)を使用している空調冷温水配管内の赤錆劣化が進んでいてこれからの漏水も危惧されることから、赤錆防止配管延命装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
NMRパイプテクター設置前に循環している空調冷温水を採水したところ、赤錆による水中の全鉄値は2.5mg/lと配管内の赤錆腐食が大変進行していることが判明しました。
「NMRパイプテクター」設置2週間後の採水では、空調配管内の水中の全鉄値は0.2mg/lと大幅に減少しました。 さらに、設置5週間後の採水では水中の全鉄値は0.1mg/l未満と更に減少し、空調配管内の新規の赤錆進行は完全に停止し、既存の赤錆は水に不溶性で、体積10分の1の不動態である黒錆に変化した事を立証しました。
このまま、病院#UがNMRパイプテクターを使い続ければ空調冷温水配管内の赤錆はすべて黒錆に変化し、配管内部より赤錆劣化しない配管になるため、今後の配管更新が必要無くなり、費用も10分の1以下で建物寿命まで延命出来る事になりました。
病院所在地 | 愛知県名古屋市 |
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病院概要 | 築20年、6階建120床 |
NMRパイプテクター設置日 | 2020年11月 |
NMRパイプテクター設置配管/設置数 | 空調冷温水ポンプ二次側冷温水配管(SGP管 80mm)/PT-75DS×2台 |
循環している空調冷温水配管内の水を「採水」し、水中に含まれる赤錆による鉄分値を計測して、その減少で防錆効果を検証しました。
設置前 | 設置2週間後 | 設置5週間後 | |
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検体写真と 全鉄値(mg/l) |
2.5 |
0.2 |
0.1未満 |
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター