導入実績効果検証 2ヶ月
病院建物外観
本病院は築30年の時に、給水配管の赤錆腐食がかなり進んでいたので将来の漏水が心配されたため、赤錆防止装置「NMRパイプテクター」を設置しました。 NMRパイプテクター設置前に給水蛇口に白色フィルターを取り付けて7日間通水したところ、赤錆によりフィルターは茶褐色に着色し、付着した赤錆の鉄分値は13mg/lと配管内の赤錆腐食は非常に進行している事が判明しました。
「NMRパイプテクター」設置1ヶ月後に、設置前と同一箇所・条件で白色フィルターを給水蛇口に取り付けた所着色は減少し、付着した鉄分値は1.7mg/lと大幅に減少しました。設置2ヶ月後ではフィルターに付着した鉄分値は1.1mg/lまで更に減少し、給水管内の赤錆が水に不溶で体積1/10の黒錆に変化したことを立証しました。黒錆は不動態のためこの被膜により配管内部が保護されているので、給水管は外部腐食を防ぐことで建物寿命まで延命できることになります。
病院所在地 | 富山県 |
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病院建物概要 | 築30年、4階建、医療関係施設 |
給水方式 | 高架水槽方式 |
NMRパイプテクター設置日 | 2009年9月 |
NMRパイプテクター設置配管/設置数 | 高架水槽二次側給水配管(VLP管 100mm)/PT-100DS×1台 |
白色の「フィルター」を一定期間給水蛇口に装着し、捕捉した赤錆(鉄分値)を計測し、その減少で防錆効果を検証しました。
設置前 | 設置1ヶ月後 | 設置2ヶ月後 | |
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白色フィルター写真と 捕捉鉄分値(mg/l) |
13 |
1.7 |
1.1 |
※白色フィルターに7日間同水量を通水し、捕捉された鉄分を分析機関で測定
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター