導入実績効果検証 5年
病院建物外観
本病院は築22年の時に給水管継手部分の赤錆閉塞がかなり進んでおり、将来の漏水を防止するため赤錆防止装置「NMRパイプテクター」を高架水槽2次側配管に設置しました。
NMRパイプテクター設置前の給水配管の異種金属接合部の赤錆閉塞率は38.3%と赤錆劣化は大変進んでいました。設置1年後では赤錆閉塞率は35.8%へと6.5%減少し、赤錆劣化の進行が完全に停止したことが確認されました。 設置5年後の赤錆閉塞率は33.9%と、設置前と比較して11.5%減少したことで配管内の赤錆が体積10分の1の黒錆へ変化し、今後NMRパイプテクターを使用し続ければ給水管は建物寿命まで延命できることが立証されました。
NMRパイプテクター設置の写真
病院所在地 | 埼玉県 |
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病院建物概要 | 築22年、6階建460床 |
給水方式 | 高架水槽方式 |
NMRパイプテクター設置日 | 2005年12月 |
NMRパイプテクター設置配管/設置数 | 高架水槽二次側給水配管(VLP管 125mm)/PT-125DS×1台 |
「内視鏡」で配管内の異種金属接合部の赤錆閉塞状態を撮影し、赤錆閉塞率を計測しその減少で防錆効果を検証しました。
NMRパイプテクター設置前 | 設置1年後 | 設置5年後 | 赤錆閉塞の現象率 |
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異種金属接合部赤錆閉塞率38.3% |
35.8% |
33.9% |
設置前に比べ11.5%減少 |