導入実績効果検証 4ヶ月
病院建物外観
本病院は築27年の時に、給湯配管の赤錆腐食がかなり進んでいたので将来の漏水を防ぐため、赤錆防止装置「NMRパイプテクター」を設置しました。 NMRパイプテクター設置前に給湯蛇口に白色フィルターを取り付けて7日間通水したところ、赤錆によりフィルターは茶色に着色し、赤錆による捕捉鉄分値は20mg/lと配管内の赤錆腐食は大変進行している事が判明しました。
「NMRパイプテクター」設置1ヶ月後に、設置前と同一箇所・条件で給湯蛇口に白色フィルターを取り付けた所、赤錆による捕捉鉄分値は12mg/lに減少しました。設置4ヶ月後はフィルターに付着した鉄分値が1.2mg/lまで更に減少し、着色は無くなりました。 この結果、給湯管内の赤錆は黒錆に変化したことが確認されました。「NMRパイプテクター」を使用し続けることにより、赤錆の黒錆化による不動態の被膜で配管内部は保護されるため、今後赤錆腐食は起こらなくなるので給湯配管の寿命は建物寿命まで延命できることが立証されました。
NMRパイプテクター設置の様子
病院所在地 | 岩手県 |
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病院建物概要 | 築27年、3階建99床、病院 |
NMRパイプテクター設置日 | 2019年3月 |
NMRパイプテクター設置配管/設置数 | 貯湯槽二次側給湯配管(HTLP管 80mm)/PT-75DS×1台 |
白色の「フィルター」を一定期間蛇口に装着し、捕捉した赤錆(鉄分値)を計測しその減少で防錆効果を検証しました。
設置前 | 設置1ヶ月後 | 設置6週間後 | 設置4ヶ月後 | |
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白色フィルター写真と 捕捉鉄分値(mg/l) |
20 |
12 |
11 |
1.2 |
※白色フィルターに7日間同水量を通水し、捕捉された鉄分を分析機関で測定
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター