導入実績効果検証 9ヶ月
左:設置前、右:NMRパイプテクター設置9ヶ月後
福岡県の大手自動車メーカーの工場内の溶接ロボット冷却ラインの冷却用循環水配管内の赤錆スケール防止用として、1998年8月にNMRパイプテクターを設置しました。
NMRパイプテクター設置前は、冷却水配管内部の赤錆が溶出し、車体溶接ロボットの細い冷却チューブに入り込み、チューブが詰まり溶接ロボットが停止すると、その復旧に15分以上かかりました。
その損害額は1回につき600万円以上にもなりました。
NMRパイプテクター設置後はラインストップは完全に防止されました。
設置9ヶ月後に冷却水配管を抜管し、設置前の赤錆中の黒錆量と比較したところ、黒錆量は設置前の4%から43.6%へ大幅に増加していることが検証されました。
配管内の赤錆防止装置「NMRパイプテクター」
所在地 | 福岡県 |
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建物概要 | 自動車工場 |
設置日 | 1998年8月 |
設置配管 | 車体溶接ロボット冷却水配管(SGP) |
管内の錆中の黒錆含有率を計測して効果を測定します。NMRパイプテクターにより、赤錆が黒錆に変化することで管内は強化されます。
設置前 | 設置9ヶ月後 | |
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配管内の画像比較 | ![]() |
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錆の色による比較 | 配管内から採取した錆は色が赤く、 殆どが赤錆と分かります。 |
配管内から採取した錆は色が黒く、 黒錆化が進んでいることが明確です。 |
黒錆の質量分析比較 配管内の錆中の黒錆含有率(%) |
4 | 43.6 |