ボーンマス ハイクリフ マリオットホテル
世界の一流ホテルチェーンの1つであるボーンマス ハイクリフ マリオットホテルは1878年に建設され、160の部屋数を有しています。
給湯配管及び給水配管は亜鉛めっき鋼管を使用している為、給湯のお湯は毎朝6㎎/ℓと非常に高い鉄分値を、給水は3.46 ㎎/ℓを呈する状態であり、赤水を含め配管内の赤錆劣化が深刻でした。
給湯及び給水配管の赤水を解消し、赤錆劣化を防止し配管を延命する目的で、給湯配管とホテル客室系統の給水配管にNMRパイプテクター®が設置されました。
NMRパイプテクター®設置13日後の朝一番の夜間滞留水の水質検査結果では、給湯の鉄分値は0.007㎎/ℓ、給水の鉄分値は 0.007㎎/ℓと赤水は完全に解消されました。
鉄分値が減少したのは、新規の赤錆発生が防止され、配管内の既存の赤錆が水に不溶な黒錆に変化した為です。
以上により、配管内の新規赤錆の発生が防止され、既存の赤錆が黒錆化されることによる、NMRパイプテクターの赤錆防止・配管延命効果が実証されました。
NMRパイプテクターを使用し続ける事により、本給湯・給水配管は内部より発生する赤錆劣化は完全になくなり、外部腐食を防ぐ事により建物が存続する限り、100 年でも200年でも使用可能になりました。
給水配管 PT-75DS
建物名 | ボーンマス ハイクリフ マリオットホテル |
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所在地 | ボーンマス |
建物概要 | 1878年竣工、築128年、160 室 |
設置工事 | 2006年9月27日 |
設置配管/設置数 | 給湯配管(SGP 50A)/PT-50DS×2セット 給水配管(SGP 75A)/PT-75DS×1セット |
設置前 | 設置13日後 | 英国水道法水質基準値 | |
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給湯配管の鉄分値(㎎/ℓ) | 6 | 0.007 | 0.2以下 |
給水配管の鉄分値(㎎/ℓ) | 3.46 | 0.007 |
※8時間以上使用を停止した夜間滞留水の最初の500ccを採水して検査
外部検査機関「Severn Trent Laboratories Ltd.」による水質分析証明書